国際テロ対策

ANTI-TERRORIST

消えぬテロの脅威

誰でもテロの標的になりうる

近年、国内においても市販の化学物質から爆発物を製造する事案が発生しています。爆発物製造の際に必要な原料、化学物質については、ホームセンター、薬局量販店等での購入やインターネットを利用した通販で購入することが可能な状況です。重要施設や不特定多数の人が集まる集会、イベント、商業施設等の出入管理には、当社の専門教育を受けた警備員と国際テロ専門員によるアドバイスを行います。

国際的イベントの脅威

世界最大のスポーツイベントであるオリンピック・パラリンピック、ワールドカップでは、世界的に著名な要人、選手、観客が非常に多く参集するため、過去の事例からも非常に脅威レベルが高いことが伺い知ることができます。
今後日本では、国際的イベントの開催される機会が多くなることが見込まれ、それらを狙ったテロの標的とされる可能性が非常に高くなっています。
また、国際会議では各国の首脳や国際機関の代表なども参加していることから、テロの標的となる可能性は否定できず、対策は大きな課題となっています。

世界的に頻発するソフトターゲット・テロ

世界で起こっているテロ攻撃の約7割がソフトターゲットを対象としており、今後も不特定多数の人が集まる大型商業施設やアリーナ等でテロが頻発することが予想されます。2015年11月、パリの同時テロではレストランや劇場が狙われ、2016年3月にはベルギー・ブリュッセルの空港と地下鉄駅で同時テロが起き、130人が死亡しました。
日本では、空港や重要施設等のハードターゲットに関しては、国や治安機関、自治体などのさまざまな組織がテロ対策のための取組を行っており、テロを未然に防いでいます。
日本において、最も懸念されるのは、警備や警戒が不十分なソフトターゲット(学校、病院、スタジアム、レストラン、ホテル、映画館、カフェ、アミューズメント施設、大型商業施設)を狙ったローン・アクター型テロです。また、最近では銃器や爆発物を使わず、観光地や繁華街の人混みに車両が突っ込む手口が目立つようになっています。

身近な脅威、あなたと考えます

テロ組織と関わりの少ない個人活動による自発的なテロ行為が繰り返されるローン・アクター型テロ
予兆をつかみにくい人物の暴走をいかに防ぐか、日本国内で静かに潜むテロリストの察知が喫緊の課題となっています。日本国内の右翼、極左などは組織的背景や主張が明確である為、動向等はある程度想定することができますが、日本のローン・アクター型テロに関する動機は、宗教や政治の思想理念に関係なく、社会環境や自分の置かれている状況に不満を募らせ、社会に対する積年の恨みから、テロ行為に駆り立てられている事案が見受けられる。こうした背景からのテロを防止することは、非常に困難を極めますが、私たちユニコーン・エスはクライアント様と一緒に最良の安心・安全を考えます。

危機的状況を招かない為にも

情報、環境づくり、教育、社会復帰支援、地域コミュニティなどがテロの抑止に繋がりますが、当社はテロ対策の一つとして、テロに対するリスク感性の醸成、装備資器材の整備、情報、ハイプロによるパフォーマンスを用いた警備・警護実施の役割を担っております。しかしながら万全な警備・警護はあり得ない、しかし脅威を軽減することは可能であると考えます。当社では、そのためのテロ行為の質的・量的な変化を常にアップデートを行い、それに見合った戦技・戦術・戦略を再構しており、テロ行為に対する抑止、渦中対策の行動・手順に手抜かりがないように努めております。